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奈良県桜井市纏向遺跡から発見された世界最古となるチャバネゴキブリの破片について

<概要>
奈良女子大学は 桜井市纒向学研究センターと協力し、纒向遺跡(奈良県桜井市)の調査を行なってきました。2018の年第195 次調査において検出されたSK38 は、祭祀遺物が多数出土している古墳時代前期前半(3世紀後半?布留0式期)の土坑です。この土坑から層位ごとに土壌を採取しフローテーションと水洗篩別を実施した結果、多くの動?植物遺存体を検出しました。大阪市立自然史博物館が昆虫類を分析した結果、これらの遺存体のなかからチャバネゴキブリの破片が発見されました。日本列島において古墳時代にチャバネゴキブリがいたことを日本文化財科学会第40 回大会において世界的に初めて明示します。
図1:纏向遺跡の図纏向遺跡の図
写真2:纒向遺跡で産出したチャバネゴキブリの前胸背板纒向遺跡で産出したチャバネゴキブリの前胸背板
(撮影:初宿成彦)

詳細(プレスリリース本文)は こちら

研究チームメンバー
宮路淳子(奈良女子大学研究院人文科学系?教授:総括)
初宿成彦(大阪市立自然史博物館?外来研究員/追手門学院大?非常勤講師:本研究代表)
梅原若羽?佐々木香奈?杉山里菜?新田花香?松田和花(奈良女子大学文学部学生)